カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
7月30日(日)のおやつ
明水(愛知産)
明水梨の入荷が始まりましたので、おやつにしてみました。果肉の柔らかい梨で、果汁は他の品種より少なめですが、甘味はしっかりとありました。1人1/6カットです。
種なし巨峰(愛知産)
種なし巨峰のお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。少し酸味がありますが、甘味も十分にあって美味しかったです。1人5粒です。
イエローキング(愛知産)
少し傷ありですが、イエローキングメロンのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。シーズン終盤だけあって、甘味が旬の5月ごろよりも若干少なめでした。1人1/6カットです。
アイコトマト(北海道産)
北海道産のアイコトマトの入荷がありましたので、おやつにしてみました。シーズンが始まったばかりからか、甘味が平年よりも少なく感じました。1人1個です。
ブルーベリー(愛知産)
そろそろ、愛知産のブルーベリーもシーズン終了となるため、おやつにしてみました。旬の7月上旬に比べると、甘味は若干少ないですが、それでも酸味と甘みのバランスが良く美味しかったです。1人7粒です。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
今年、早くも7月末ということで、7月決算のカネトクは、令和5年7月期の決算を迎えます。税理士に、令和5年7月期の決算予測をいただきましたが、自分が予想していたよりも、決算内容が良くないことがわかりました。
主な原因は、最低賃金上昇に伴う人件費増加、ガソリン代等の運送費の増加、資材の値上げにより、これまで通りの利益の掛け方では、カネトクも利益が出にくい状況になったことで、抜本的に、仕事のやり方を変えなければならないと考えられます。
だからといって、安易な自社商品の値上げはお客様離れを招くだけなので、一番やりたくないのですが、値段の付け方を、野菜の原価だけではなく、資材代、運賃を加味した方法に切り替えていこうと思います。どのように計算するのか、早急に決めて、実施していきたいと思います。
あと、人的資源の効率的な配分が、今後、解決していかなければならない一番大きな課題と思われます。具体的に言うと、利益を上げるため、カネトクに一番必要なのは、見切品を減らすことだと思われます。今後、全ての店舗で冷蔵ケースの面積を増やし、開店の良くない商品の出し入れの手間を省くと同時に、見切品の発生量を抑えます。
カネトクは、全ての店舗で、見切品の発生量が非常に多いので、これを処理するために、人的資源を大量に投入している傾向があります。市場で購入した商品を自社で加工すれば安く済むのですが、見切品の処理に多くの人的資源が必要なため、自社加工できず、外部に加工を依頼しているものも少なからずあります。見切品の処理の手間を減らし、人的資源を自社商品の加工に振り向けていく体制を作ることが、利益を上げるうえで、非常に重要となってきます。
あと、見切品が多いため、商品が減ったのが、実際に売れたのか見切品で処理されて減ったのか、きちんと管理できていない商品も少なからずあります。また、定番商品とお値打ち商品がかぶって見切品が大量発生し、安く買っても儲かっていない商品も少なからずあります。こう言った商品の管理を強化すれば、人的資源を見切品に振り分けることが減り、人的資源を効率的に活用できると思われます。
会社の財務基盤が万全なうちに、体制を整える必要があります。スピードをあげて、健全な人的資源の配分ができる体制を整えていこうと思う、今日この頃です。
記事作成 内藤良太郎