カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
8月7日(日)のおやつ
アメリカンチェリー(アメリカ産)
この時期にしてはめずらしくアメリカンチェリーの入荷があったのでおやつにしてみました。思ったよりも甘みが非常に強く美味しかったです。1人1個です。
プルーン(長野産)
サンタスという品種のプルーンの入荷があったので、おやつにしてみました。こちらも、思ったよりも甘みが強く美味しかったです。1人1個です。
ハウスみかん(愛知産)
小粒のハウスみかんの入荷があったので、おやつにしてみました。小粒でも、味は濃厚で、甘みと酸味のバランスが良く美味しかったです。1人1個です。
静香(長野産)
静香という品種のスモモの入荷があったので、おやつにしてみました。スモモの中では、比較的あっっさりとした味わいのスモモだと思います。1人1個です。
アイコトマト(北海道産)
先週に続いて、今週も北海道産のアイコトマトをおやつにしてみました。先週よりも小粒で、味も先週よりも濃い目でお願いいたします。1人1粒です。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
最低労働賃金が、今年も10月に大幅に上がることが決まりました。愛知県は最低でも31円あがるみたいで、10月から955円から986円に上がります。昨年も927円から955円に値上がりし、この2年で59円も時給がアップすることになります。
カネトクでは、この最低労働賃金が影響するパート、アルバイトの1年間の総労働時間が大体39400時間なので、59円値上がりすると、人件費負担が232万円大きくなります。232万円の人件費を賄うのに必要な売上は、カネトクの粗利率からざっと計算すると814万円になります。
個人的には、最低労働賃金をあげても、給料はあまり上がらないと思います。給料は、自分の担当している仕事の質に応じて決まります。自分の仕事が他人にできないものであればあるほど、高い給料がつきます。最低労働賃金のように、仕事の質に応じていない賃金の上昇は、結局、労働時間を減らされたり、質の低い仕事に回されたりして、給料の上昇には結びつかないことが多いと思います。
また、最低労働賃金があがると、本当に給料を上げてあげたい人の昇給分の資金を、質の低い仕事をする人に配分することになるため、いい仕事をする人の昇給を妨げることにもなります。
日本の雇用制度は、労働者の安定した仕事と収入を保証することに重点を置いているため、解雇に厳しい制限があります。このため、一度就職してしまえば、他人より仕事の質を上げなくても、ある程度の給料が保証されてしまうので、若いうちから一生懸命働いて、他人よりも質の高い仕事をしようとする人が少ない傾向にあります。これが、日本人の給料の上がらない一番の理由です。
よく、日本人の労働生産性が低いと言われますが、これは、日本の雇用制度が悪いからだと思います。もっと、外国のように、優秀な人材を企業間で奪い合い、質の低い仕事しかできない人を柔軟に解雇できるようになれば、おのずと努力して、仕事の質が高まり、給料も上がると思うのですが、日本はそうはならないと思います。
でも、最近の円安が示すように、日本はかつてのような競争力を失いつつあります。今のままの雇用制度では、どんどんじり貧になる一方です。この日本の雇用制度にメスを入れることができる政治家が現れるのを心待ちにしている、今日この頃です
カネトク 内藤良太郎