カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。

１１月９日（日）のおやつ

ぐんま名月（長野産）
大玉の群馬名月の入荷がありましたので、おやつにしてみました。甘みが非常に強く、食感も固めのりんごで美味しかったです。1人1/8ｶｯﾄです。

紅ほっぺ（静岡産）
紅ほっぺのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。小粒ですが、おやつにするたびに甘みが強くなってきている感覚で、美味しかったです。1人6粒です。

新興梨（新潟産）
大玉の新興梨の入荷がありましたので、おやつにしてみました。晩秋の梨だけあって、果肉は固めで、甘みもそこそこの梨でした。1人1/8ｶｯﾄです。

レディーフィンガー（山梨産）
レディーフィンガーのお値打ち品が店頭に並んでいたので、おやつにしてみました。種がありますが、甘みが非常に強く、皮も薄くて食べやすく、美味しいブドウでした。1人6粒です。

三ヶ日早生みかん（静岡産）
先週のゆら早生みかんが美味しかったので、今週は早生みかんをおやつにしてみました。先週のゆら早生みかんよりも甘みが少なく、少し物足りない感じのみかんでした。1人1個です。

一人当たり予算２００円の中、おやつを考えて出しています。

ワールドシリーズや日本シリーズなどの人気のある試合が終わり、営業が、試合の展開に左右されなくなった時期に差しかかったと思いきや、ここにきて野菜の価格が暴騰しています。

特にトマトが凄まじいです。今週の金曜日、トマトの大玉の原価が１箱１８０００円ついたそうです。１箱１２個ぐらいなので、原価１個１５００円と、今まで見たことのない値段がついています。さすがに、この値段になると、カネトクの店舗でも、大玉トマトの販売は行いません。

小さいトマトでも、傷のないものは１パック５９８円、きゅうりも３本袋が売価１袋４００以上つけないと採算があわなくなりそうです。小茄子も６個で売価５９８円、米茄子も１個売価３００円、果菜類の野菜の暴騰が目立ちます。

このほかにも、ブロッコリーも売価１個３００円を突破しましたし、じゃがいもや玉葱も、北海道産が多く出回る時期なのに、１袋３００円突破しそうな勢いで値上がりしています。

キャベツ、だいこん、白菜も、昨年ほどではありませんが、通常の１１月と思えば高く、感覚的には真夏の高い時期の売価のようで、お値打ち感は全くありません。

唯一、レタス系だけは安いですが、葉物、葱、きのこなどの野菜も軒並み値上がりしており、安売りするのが至難の業となっています。

原因は、異常気象が毎年起こっているためで、苗がうまくできない作物が多いようです。今年は、昨年よりも早く気温が低くなり、台風も来なかったでしたが、それまでの異常な猛暑のせいで、苗の生育が悪いため、収穫量が減っています。

１０月から最低賃金が時給にして一気に６０円も上がりましたが、野菜の値上がりはそれ以上でした。野菜の値上がりは、あらゆる食品に影響がでるので、賃上げの効果があまり感じられそうにないです。

最近は、お客様の購入活動にも変化があるように感じます。特に感じることは、見切品が、以前よりもかなり売れるようになったことと、夜遅く（夜９時以降）のお客様が増えたことです。どちらも、安くなったタイミングを狙って買い物するお客様が増えたことを意味していると思います。

今の世の中の状況下では、今後も値上がりは止まらないので、安くなったタイミングでないと物を買わなくなるお客様が、どんどん増えていくと思われます。高市首相も、物価高対策に力を入れていますが、効果が出るのに、まだまだ時間がかかると思います。政府の補助等がなくても、安売り路線をつきすすんでいけるよう、さすがに午前３時始動は厳しいですが、がんばっていきたいと思う今日この頃です。

カネトク　内藤良太郎