カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
1月19日(日)のおやつ
高糖度サンふじ(青森産)
高糖度のサンふじの入荷がありましたので、おやつにしてみました。甘味が普通のサンふじよりも強く、食感もサクサクで美味しかったです。1人1/8カットです。
田原の章姫(愛知産)
田原の章姫の入荷がありましたので、おやつにしてみました。酸味がほとんどなく、甘味が他の章姫よりも強くて美味しかったです。1人1粒です。
トマトベリー(熊本産)
トマトベリーのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。他のミニトマトに比べて、食感は柔らかく、味が薄めのミニトマトでした。1人1個です。
紅はるかの焼き芋(茨城産)
紅はるかのお値打ち品の入荷がありましたので、焼き芋にしてみました。甘味が非常に強く、食感もホクホクで美味しかったです。1人1/3本です。
蒲郡ポンカン(愛知産)
ポンカンのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。今年のポンカンは、どこの産地のものも、例年より甘みが少ない気がします。このポンカンも、例年より甘味が少なかったでした。1人1個です。
紅はるかの干し芋(長野産)
今日、長野県の紅はるかの生産者から、紅はるかの干し芋の試作品をいただきましたので、おやつにしてみました。甘味が非常に強く美味しかったです。製品化したら、カネトクでも取り扱いしたいと思います。1人1枚です。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
1月8日にサイゼリヤさんが発表した四半期決算(2024年9月~11月期)の営業利益が、15年ぶりに過去最高を更新したとの報道がありました。
特に大きく伸びたのが、国内事業で、前年度に比べ営業利益が2500万円から5億円と20倍に伸びたそうです。
この好調を支えているのが「低価格の維持」で、このインフレのさなか、ランチ500円等、とんでもない低価格で商品を提供し続けている経営手腕には、本当に驚きます。低価格を実現するのにサイゼリヤさんが行っていることが労働生産性の向上なのですが、他の飲食店と同様、オーダーや支払いは機械化してコストをさげているだけではなく、メニュー数を減らして劇的に作業負担を減らしているところが、他の飲食店と大きく違います。確かに、お子様メニューが無くなったり、デザートも少なくなりましたが、メニューを141品目から101品目に減らすことによって、厨房を小さくし、小規模な面積でも出店可能となりました。ファミレスの数は、人口減に伴い、ほぼ全ての会社で店舗数が減っているそうですが、サイゼリヤさんは、2024年8月末の国内1038店舗から、中長期的に2000店舗に増やす計画があるそうです。
カネトクも、サイゼリヤさんとは桁が違いますが、労働生産性の向上をもって、商品の売価をあげない経営を行っています。現在、星が丘、藤が丘、岡崎と3店舗ありますが、なかでも、一番低価格路線でいっている藤が丘店がダントツに売り上げの伸びがよく、低価格の維持が、今の時期とても重要であることがよくわかります。
短期間で時給1500円まで引き上げられる人件費、2027年10月からの短時間労働者の厚生年金の強制加入、いつまで続くかわからない電気代の補助、止まらない円安等、今後、値上げ要因が続々と押し寄せる中で勝ち残るには、低価格の維持が必須の条件となるのは確実で、さらに、従業員の給料をたくさん出すことが出来る企業が生き残ることになると思われます。
労働生産性の向上にいつかは限界が来ると思いますが、サイゼリヤさんのような会社の存在は、いいお手本でとても励みになります。メニューを減らすといった他社さんがやらないような劇的な労働生産性の向上方法がないか、カネトクでも作業効率の見直しを検討していきたいと思う、今日この頃です。
記事作成 内藤良太郎