カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
10月5日(日)のおやつ
平岩さんの筆柿(愛知産)
筆柿づくりの達人である平岩さんの筆柿の入荷がありましたので、おやつにしてみました。しっかりと実にゴマがはいっていて、甘みが強く美味しかったです。1人1/4カットです。
サンセーキ(長野産)
大玉のサンセーキの入荷がありましたので、おやつにしてみました。甘みと果汁がしっかりとあって美味しかったです。1人1/8カットです。
とぴあゆら早生みかん(静岡産)
ゆら早生みかんのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。見た目は青いですが、酸味がほとんどなく、甘みもしっかりとあって美味しかったです。1人1個です。
天晴(山梨産)
変わった品種のブドウの入荷がありましたので、おやつにしてみました。甘みはシャインマスカットほどではありませんが強めの甘みで、皮が薄いので食べやすいブドウでした。1人3粒です。
秋映(長野産)
秋映の出荷が始まりましたので、おやつにしてみました。今年おやつにしたリンゴの中では、食感がいちばんしっかりとしており、酸味と甘みのバランスが良く、美味しかったです。1人1/8カットです。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
カネトクは7月決算の会社なので、令和7年7月期の決算の結果が9月末に出たのですが、思いのほかよかったので、とりあえずはホッとしています。
売上は藤が丘店、岡崎店の伸びが大きかったのですが、仕入価格や様々な経費の高騰で、利益がそれほど出ていないのではと思っていたのですが、利益は、令和6年7月期の1.5倍ほど出ており良かったでした。
利益が上がった要因で思い当たるのは、売上が全社的に伸びたこと、星ヶ丘店中心に余剰人員を削減することが出来たこと、人員が減っても朝の品出し体制を変えた(夜の準備を強化)したことによって、品出しの効率が落ちなかったこと、冷ケースの面積が増えたことにより見切品が減ったことなどがあげられます。
とりあえずは、大手に比べるとまだまだですが、ローコスト経営ができているので、これまで通り、低価格路線を継続できそうです。令和8年7月期に入っても、売上は、全社で8月は430万円、9月は420万円ほど前年を上回っており、好調を維持しています。
令和8年7月期は、ローコスト経営を推し進めていくため、令和7年12月に岡崎店の全面的リニューアルを行います。野菜、フルーツ共に、冷ケース比率を高め、品出しの効率化と見切品の減少を進めていきます。また、令和8年3月ぐらいまでに、豊川に空調設備の整った加工場兼商品置き場を増設します。冷蔵庫に入りきらなくて痛んでいた商品が劇的に減り、藤が丘店だけでなく、星ヶ丘店や岡崎店の作り置きも、豊川でできるようになると思います。
業務の見直しも進めていきたいと思います。特に見直していきたいのはバランスです。いろんなバランスを見直していかないといけないのですが、特に、定番商品と安売り商品のバランスを見直す必要があると思います。どうしても安売りばかりが売れて、定番品が残ってしまい、安売り品の方が、定番品よりも新しいという現象が、カネトクでは頻繁に見受けられます。大量の定番品が店頭に残り、それをやり直しすれば、本来加工して出すべき新品の商品の加工する余裕がなくなるだけでなく、人件費、資材費が余分にかかってしまいます。
ローコスト経営で一番重要なのは、余分なことをしないことだと思います。最短距離で仕事の成果が上がるようにし、少ない人数でも同じ成果をあげるにはどうしたらいいのか、本当に頭を使います。これを実現し続けることで、売上をさらに伸ばし、スタッフの賃金を上げても利益が減らない経営をしていきたいと思う、今日この頃です。
記事作成 内藤良太郎