カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
3月30日(日)のおやつ
キンショーメロン(熊本産)
キンショーメロンのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。シーズン始まったばかりですが、甘みも果汁も十分にあって美味しかったです。1人1/8カットです。
高糖度サンふじ(青森産)
小玉の高糖度サンふじの入荷がありましたので、おやつにしてみました。3月末になって食感は若干柔らかめですが、甘みは十分にあって美味しかったです。1人1/8カットです。
セミノール(愛知産)
セミノールのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。思ったよりも酸味が強くなく、甘みもそこそこあって食べやすかったでした。1人1/2カットです。
ゆめのか(愛知産)
お値打ちな小粒のゆめのかの入荷がありましたので、おやつにしてみました。若干味のばらつきがありますが、小粒でも甘みがしっかりとあって美味しかったです。1人3粒です。
mixブドウ(オーストラリア産)
輸入ブドウのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。緑のぶどうも紫のぶどうも、両方とも甘みが強く、美味しかったです。1人各色4粒ずつです。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
先週のブログで、野菜が安くなったのは、野菜の収穫量が増えて市場に野菜があふれているからではなく、作る人の減少以上に食べる人が減っており、市場で野菜が少し増えただけで買い手がつかず暴落するからだと書きました。これが農業衰退を速めており、決して喜べない野菜の値下げであると書きましたが、これは、売る方にとっても、実に厄介な現象であることが言えます。
実際に市場で仕入を行う際、安いものだけを欲しいだけ手に入れることは不可能です。基本的に、野菜が少ないときは、事前発注の定番商品は高いです。でも、各八百屋さんに定番商品を渡して、市場に売れ残ってしまった場合は、その商品は、品質は全く変わらなくても値段は半分ぐらいになることも少なくなく、等級が下のものはに二束三文で買いたたかれます。
でも、二束三文の商品は、基本的に定番商品をしっかり仕入している八百屋さんしかもらえず、しかも、かなりの量を仕入しないと、二束三文で売ってくれません。ですから、強力な販売力のある八百屋さんしか安い野菜をもらうことができず、現在は、弱い八百屋さんと強い八百屋さんの差が開きやすい状況であるといえます。
でも、強い八百屋さんであっても、仕入価格通りに値段をつけて売ると、やはり高い値段で仕入れた商品が残ります。それで売れ残った商品を安く売るのですが、安く仕入れた商品以下で売らないと売れないので、結局は、高く仕入れた商品も安く仕入れた商品も全部安く売らないといけない羽目となり、苦労して数を売っても、思ったほど利益が出ないことが多々あります。
安い商品が出て売り上げが伸びるのはいいのですが、安くて数が出るため、人手も必要となります。効率よくやらないと、手間ばかりかかって、利益が出ません。今後は、高い定番商品と安い商品が同時に出ることがほとんどだと思われます。安く売り続けながらも、利益が大きく出るような効率的な方法を見出さないといけないと強く思う、今日この頃です。
記事作成 内藤良太郎