令和6年の年末を振り返ってみると

新年あけましておめでとうございます。

1月5日(日)は、日曜日でありながら市場(初荷)があり、さらに棚卸も行うので、おやつを用意することが厳しい状況です。今回は、令和6年の年末を振り返ってみて思うことを、いつものブログの代わりに述べたいと思います。

今回の年末は、なんといっても記録的な物価高でした。キャベツ、トマト、せり、レタス、みかん、いちごと、ありとあらゆる農作物があり得ない値段で販売され、一時はどうなることかと思いましたが、全店舗とも、販売店数が落ちたところもありましたが、売上は前年よりも大きかったので、ホッとしています。

これだけの高値が付いたため、商品の数が劇的に減り、これまでの年末の中では、一番荷降ろしが楽な年末でした。

今回の年末、もう一ついつもと違うのは、お客様の年末の来客数が大きく減ったことです。自分は、年末は毎年、三越の地下にいるのですが、今年はお客様がレジに並ばなかったです。年末になると「最後尾」のプラカードを持ったスタッフが、常時見受けられるのですが、今年はプラカードを持ったスタッフをほとんど見かけませんでした。いつも年末の地下一階は、人が多すぎて歩きづらいので、地下1階での移動を避けるのですが、今回の年末は、地下1階での移動は特に問題ありませんでした。12月30日、31日は、混雑回避の為、カートの使用が禁止されるのですが、禁止しなくても特に問題ないと思われます。

今回の年末を振り返って、特に感じたのは、年末でも、特に生活スタイルを変えない人が増えたのではないかということです。売れ残りが多かった商品を見ても、たけのこ水煮や金時人参、おもちに乗せる正月みかん等、お正月に必要になる食材の売れ残りが多かったように思われます。これらが売れていないのに、売上が伸びるということは、普段食べるものを多めに買いに来ているのではないかと思われます。

今回の年末年始は、新幹線や飛行機の移動は多かったみたいですが、車での移動は、いつもの年末年始よりもかなり少なかったようです。年末年始、家で過ごすと考える人は半数以上いるらしく、家にいる時間が長くなる分、食材がいつもよりも多く必要になるということなのでしょうか?

原因はほかにもあると思いますが、年末年始だからと言って、お金を必要以上に使わずに、家で過ごす人が増えたという時代の変化は、今後、ますます進んでいくと思われます。こうした時代の変化に素早く対応できるよう、常にアンテナを立てて今年も頑張っていきたいと思う、今日この頃です。

記事作成 内藤 良太郎

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