カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。
11月26日(日)のおやつ
かねいちさんのアイコトマト(愛知産 かねいち農園)
久々にかねいちさんのアイコトマトの入荷がありましたので、おやつにしてみました。今店頭に並んでいるアイコトマトの中では、一番甘みが強いアイコトマトだと思います。1人1個です。
紀ノ川柿(和歌山産)
紀ノ川柿のお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。果肉が黒いのが特徴ですが、甘味は、次郎柿より若干少ないですが、十分にあって美味しかったです。1人1/6カットです。
樹熟みかん(和歌山産)
樹熟みかんの入荷がありましたので、おやつにしてみました。酸味が少しありますが、甘味が非常に強く、味が濃くて美味しかったです。1人1個です。
新興梨(鳥取産)
新興梨のお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。シーズン終了間際ですが、酸味と甘みのバランスが良く美味しかったです。1人1/6カットです。
紅ほっぺ(愛知産)
紅ほっぺのお値打ち品がありましたので、おやつにしてみました。シーズン開始直後のせいか、酸味が若干強めでした。1人2粒です。
一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。
最近急激に寒くなり、今週末も最低気温5度前後最高気温15度前後と、11月上旬まで最高気温25度あった日が数日あったのがうそのような季節の激変ぶりに驚いています。11月27日月曜日から28日火曜日は少し暖かくなりますが、29日水曜日からは、最低気温5度以下最高気温12度前後の日々が続く予報となっており、一気に冬の寒さが加速しようとしています。
このおかしな気候は、野菜やフルーツの出荷にも大きな影響を与えています。
今年は、猛暑の影響で種まきが遅れ、11月上旬まで野菜が高騰していたのですが、11月中旬から、いろんな産地の野菜が一気に出てきて、野菜が暴落しました。特にひどいのがレタス系で、最近は少し値段が落ち着いたのですが、とある市場では、毎日50箱以上レタス系を廃棄していたそうです。小松菜などの葉物類も、同じ理由で一気に値段が崩れ、1束50円で販売しても売り切れないほど入荷がある始末、どうしようもないほどの入荷があった日が最近まで続いていました。
と思いきや、今の時期、北海道でしかとれない玉葱は、暑さのせいで不作でどんどん値段があがり、白ネギも北海道、長野が終わっても、九州産が始まらないので暴騰しています。
フルーツも、りんごは2年連続で暑さのため出荷が激減し高値が続き、柿もカメムシが大量発生して量が少なく、高値のままシーズンが終わりそうです。みかんが裏年で収穫量が少ないはずなのですが、なぜか今年は豊作で、フルーツはみかんのおかげで何とか救われている状況です。
このおかしな気候は、今後も続いていくと思われます。八百屋の売上が、ここまで猛暑に左右されることが今まではなかったのですが、大雨、大雪に加え、また一つ悩みの種が確実に増えたと思われます。豊作時に冷凍して、暴騰した時に安く売る等、気候のリスクを考慮した売り方を真剣に検討しないといけないなと思う、今日この頃です。
記事作成 内藤良太郎