カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。

１０月８日（日）のおやつ

太秋柿（愛知産）
太秋柿のお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。青くても甘いがウリの柿ですが、今日食べたものは、それほど甘みが強くありませんでした。1人1/6カットです。

蒲郡極早生みかん（愛知産）
蒲郡の極早生みかんのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。他の極早生みかんよりも若干値段が高めですが、味的には、他の極早生みかんとあまり変わらない感じでした。1人1個です。

早生ふじ（青森産）
早生ふじの入荷が始まりましたので、おやつにしてみました。甘味が十分にあり、食感もしっかりとしたりんごで美味しかったです。1人1/6カットです。

スチューベン（山形産）
スチューベンのお値打ち品の入荷がありましたので、おやつにしてみました。若干酸味がありますが、甘味も十分にあって美味しかったです。1人6粒です。

とまらんアイコ（愛知産）
黄色のとまらんアイコトマトの入荷がありましたので、おやつにしてみました。まだ、シーズンが始まったばかりからか、本来の甘味よりも甘みが少ない感じでした。1人1個です。

一人当たり予算２００円の中、おやつを考えて出しています。

１０月になって１週間経ちますが、気温の下がり方が急すぎて、寒く感じる日が多くなりました。先週金曜日９月２９日の名古屋の最高気温が３２．７度ありましたが、今週金曜日の名古屋の最高気温は２３．８度と、１週間で９度近くも下がり、金曜日の最低気温に至っては１３．５度と、半そででは生活が難しくなってきました。来週も、今週末の雨の後、２～３日は最高気温が２５度を上回る日がありますが、来週末からは最高気温が２５度を下回る日が多くなるみたいです。

月初は給料計算をしているのですが、９月分の給与から、社会保険料が新しい標準月額報酬で計算され、最低労働賃金がここ２年大きく上昇している関係からか、標準月額報酬が上がったスタッフ（＝給与から差し引かれる社会保険料が多くなったスタッフ）がかつてないほど多く、９月の給与計算は、いつもよりも大変でした。

給与計算をしていて感じたことは、給与が上がって、標準月額報酬の等級が上がると、賃上げの手取り分が思ったよりも減るということです。等級が上がると、通常、賃上げ分の手取り額は、賃上げ分の８０％ぐらいになります。賃上げして給与が１万円あがると、手取りが８千円増えるといった感じで、賃上げの分の２割は国にとられることになります。

今年、最低労働賃金が１０２７円に上がる関係で、カネトクの時給も１０月から１０００円から１０２８円にあがりますが、ひと月の法定労働時間の１７３時間働く人が、時給２８円あがると、ひと月の賃上げの額は４８４４円となります。懸念されるのは、このわずかな賃上げの人は、ギリギリで標準月額報酬の等級が上がってしまい、手取りの増加は３２７４円と、賃上げ額に対して６８％しか手取り額が増えません。

このように、わずかな賃上げで標準月額報酬がアップしてしまう人は、賃上げの恩恵が少ないことになり、賃上げの仕方によっては、賃上げの効果が大きく下がることになります。物価が変わらなければ、まだ賃上げの効果があるといえるかもしれませんが、物価が毎月のように上昇している現状を見ると、国は、年１回しかない賃上げの最低２割を徴収する社会保険料や税金のありかたを変えないと、賃上げは景気対策としては、効果が低いと思われます。実質賃金が１６か月連続で減少しているのも、本当にうなずけます。

さらに、２０２４年１０月からは、厚生年金保険対象の従業員数５１名の企業は、週２０時間以上働く人全てからも社会保険料を徴収しなければならず、年収１３０万円から１０５万６千円の人は、さらに手取り額が低くなることになります。

１０月になって気温だけでなく、懐も思ったほどあたたかくならない時期になったなと、しみじみと感じるようになった今日この頃です。

記事作成　内藤良太郎