2月19日 藤が丘店のおやつ

カネトクでは、日曜日に限り、夕方の休憩時間に、スタッフにおやつが配られます。藤が丘店のおやつは、カネトクで売っている旬の果物中心に構成されています。スタッフブログでは、カネトクの雰囲気を知っていただくため、毎週おやつの紹介をしていきたいと思います。

2月19日(日)のおやつ

高騰度サンふじ(青森産)
大玉の高騰度のサンふじの入荷がありましたので、おやつにしてみました。かなり甘みの強い方のサンふじだと思います。食感もしっかりとしていて美味しかったです。1人1/8カットです。

とぴあネーブル(静岡産)
大玉のネーブルの入荷がありましたので、おやつにしてみました。酸味と甘みのバランスが良く、果汁も十分にあっておいしかったです。

貯蔵富有柿(岐阜産)
そろそろ柿のシーズンも終わりになりそうなので、富有柿をおやつにしてみました。まだまだ甘味が十分にあって美味しかったです。出荷がある限り、売り続けたいと思います。1人1/8カットです。

紅ほっぺ(愛知産)
形は悪いですが、お値打ちで大粒の紅ほっぺの入荷がありましたのでおやつにしてみました。意外と甘味が強く美味しかったでした。値段の割に味が良くて少し驚きました。1人1粒です。

クレアミニトマト赤(愛知産)
クレアミニトマトの赤は、今シーズンまだおやつにしていなかったので、今回、おやつにしてみました。赤色も、他の色のトマトとそん色なく甘みが十分にあって美味しかったです。1人1粒です。

一人当たり予算200円の中、おやつを考えて出しています。

最近、景気の悪さを凄く感じます。いろんな観点からそう思うのですが、八百屋の商売だけを見ても、凄く感じます。カネトクは、今月は、星が丘店、藤が丘店ともに、今のところ昨年よりも売上が増えており、岡崎店も順調に売上が伸びてきているのですが、景気の悪さを凄く感じます。

まず、どこのお店も見切品が非常によく売れます。カネトクの見切品は、手を加えてから販売するので、評判はいいみたいです。これまでは、野菜の値段が高い時に見切品がよく売れる傾向がありましたが、今は、野菜の値段に関係なく、見切品がとてもよく売れます。以前に比べ、値段重視のお客様が増えたような気がします。

次に、出荷されている野菜の量が本当に減少したのですが、野菜の値段があまり上がりません。外食産業もあまり振るわないせいか、三つ葉、大葉、パセリ、ラディッシュ、ハーブ、サンチュなど、とんでもない安い値段で入荷されます。仕入担当者に聞くと、この値段でも、仕入する八百屋さんがないそうで、八百屋さんも苦戦しているところが多いみたいです。

こういった現象が起こるのは、生産量の減少よりも、消費量の減少の方がまだまだ大きいからではないかと思われます。2024年には日本の人口の3分の1が65歳以上になるそうです。食べる量が減るのは必然だと思います。

農家さんも、肥料や農薬の値段が上がり、生産量も減っている中、値段が上がっていかないと本当に困ると思います。個人的には、生産量の減少に増々拍車がかかり、これが消費量の減少よりも大きくなると、本格的な野菜の値段の高騰が始まるのではないかと思います。

そして一番大きな変化と思われるのは、お客様によるお店の選別が始まったことだと思います。売れるお店と売れないお店がはっきりとわかれるようになりました。最近、名古屋でも、テナントが抜けたままの複合施設が多く見受けられます。実際に、消費量よりも供給量が多いあいだは、これが等しくなるまで、お店の数も減っていくと思います。この動きが、これからさらに加速していくと思われます。

お客様にとって魅力のあるカネトク独自の商品をどれだけ揃えられるかが、今後の商売を左右していくことになりそうです。今が良くても、油断大敵です。積極的に攻めの経営を続け、この好調をキープしていかなければならないと思う、今日この頃です。

記事作成 内藤良太郎

 

 

 

 

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